先日、
LINE相談で
以下のような
趣旨のお悩みが
ありました。
20代後半の
乳児期と幼児期の
お子さんを持つ
女性からです。
「CAになりたかった、
という夢をかなえるため、
CA採用募集の
準備をしたいと思う。
しかし、実際、CAになったら、
やって行けるのか?
と不安だ。
父母も義父母も遠いところに
いるし、
夫も協力的ではない。
どうしたらいいのでしょう?
自分でも、
CA受験をすることで、
乳幼児期の大切な子供に
悪影響を与えないか?と
思うし、、。」
まず、
このような
質問を受けるたびに、
『家庭や子供という
制約が何もないのに、
CA受験に突っ走ろうと
しない、
最大限の努力をしない』
人が、
「アホ」に
見えると言っておきましょう。
(反感を買うのは承知で)。
反感買いついでに
もう一つ。
新卒~20代で、
「CAになりたいと
強く思ったのに、
自分で自分の
思いを無理やり
封じこめて
しまった場合、
空気の入った
風船を
無理やり水中に
沈めても、
必ず浮き上がろうと
するように、
あとになって、
その気持ちは
浮かび上がってくる、
だから、
20代後半や
30代になって、
(受験できるところが
僅少になってから
それに気づいても
どうしようもないことも
多いので)
ではなく、
「いちばん若い今」
CA受験に命をかけて
取り組むべきです、
とも言っておきます。
☆☆
話しは
それましたが、
冒頭の、
このような
質問は
本当に多いです。
☆
・CA受験したいという気持ちを
無理矢理我慢していて、結婚した場合。
・CA受験したいという気持ちはあったが、
結婚のほうがよほど大切で結婚した場合。
など
事情は色々でしょう。
そして、
この方もおっしゃるとおり、
「自分で自分の気持ちが
わからなくなる」
ことがあります。
妻や母として家庭の仕事はきちんとこなしたいし、
でも、
自分として、自分のもっていた夢もかなえたい、
考えると
わからなくなってくる!!!
☆☆
まず、
「相談をされる」
こと自体、
もう十分
CA受験に惹かれてしまっています。
もし、
「自分は家庭が大事だからCA受験は
やらない」
とか、
「自分はCA受験が大事だからやる」
と答えが出ているなら、
そもそも、相談なんてしません。
ここで
無理矢理自分の気持ちを
押し込めても、
また、
それが、あとになって
浮き上がってしまうのは、
明白です。
ですから、
とにかく、
頭で考えるよりも
「CA受験に取り組んでみたらいい」、
が私の回答です。
(でないと、死ぬ前にきっと
もんもんと
後悔します)
☆☆
しかし、
だからといって、
それで済まされるわけでもない。
なぜなら、
上記は、万能な回答では
ないからです。
人の価値観って
本当に違うし、
人の幸福感も
それぞれです。
「CA受験にいざ取り組む」と、
自分でそれが
見えてくるので
「取り組むといい」、
と言っているのです。
CA受験って、、、
「大変です!!!」。
TOEICみたいに
時間をかけたから
点数が必ず上がるものでもない、
エントリーシートから
採用面接までの流れで
「時間」も「お金」も
かかります。
それなのに
先が見えない試験です。
実際、
取り組み始めると、
「家族を大切にできない時間が増える」し、
「今まで子供にかけていたお金を
自分にかけることになる」。
それでも、
やらないより、
やる、と、
「家族を大切にできない時間が増える」し、
「今まで子供にかけていたお金を
自分にかけることになる」。
という状態が、
自分にとって、
「でも、それでも、なんとか
時間管理して眠い目をこすって」
やってみよう、
と思うのか、
それとも、
「やっぱり、この状態は幸せだと思えない」のか、
が判断できます。
「ああ、どうしようどうしよう」
と頭の中で
単に妄想して悶々として、
結局何もせずに、
忸怩たる思いだけ
かかえて今後行くよりも、
すぱっと
行動して
「やる」か
「やめる」か、
決めたほうがいいってことです。
☆☆
その先。
もし、
「家庭と子供が
ありながらも、CA受験を続け、
合格してしまった。
しかし、
両親も義両親も近くにいない、
大丈夫だろうか?」
の心配。
それは、
内定したら
考えたらいいです。
(えっ、
そんな無責任な~)
という声が
聞こえてきそうですが、
生徒さんの
例や、
CAではない
職業婦人の友人知人の例で
いくと、
「みんななんやかんやで
どうにかなっている」
のです。
だから、
私の結論は
「大丈夫」。
本当に不思議なんですが、
こういう物理的な
ことは、
「なんとかしよう」
と思えば、
なんとかなるものなんです。
☆☆
実際、
なんとかならないのが、
心理的な問題ですね。
これは、
CA受験だけではなく、
どの家庭でも
女性が働く場合は
起っていることだと
思います。
「乳幼児・幼児を置いて
働きにいくのか行かないのか?」。
これは、
一般論で
回答できるものではなく、
本当に
「個々の家庭による」
「個々の女性による」
のです。
「乳幼児を置いて働きに出ない」
というスタンスの方は、
乳幼児への悪影響を
延々と言います。
しかし、
「乳幼児を置いて働きに出る」
というスタンスの方は、
実は乳幼児には悪影響はない、ことや、
自己実現について
延々と言います。
私は
どちらも間違っていないと
思う。
ただ、
それぞれの
家族の性格や、自分の性格は
十分すぎるほど考えるべきだと
思います。
私は、
現在、子供はいないのですが、
自分が子供であるとき、
2~3才の半年間、
働く母に保育園に
預けられました。
母が大好きな
私は、
本当に毎日つらくて、
(よくそんな
小さいときのこと
覚えているね、と
言われるけど、
よほどつらかったんだと
思います)
保育園での私は
死んでる状態で、
母が迎えにくると
生き返る感じがしました。
そういうストレスが
たまりにたまっていたんだと
思います。
とうとう
「大嘘」をついて、
(「保育園で
名札の安全ピンで
友達につかれて
殺される、という大嘘)
大泣きして、
もう保育園に行かない、
ということで、
母に仕事を
やめてもらった、
という経緯を持ちます。
そのとき、
母は
時代が時代なので
会社で
「結婚しても
働く女性の第一号」
として、
すごく期待されて
いたそうなんですが、
私の大嘘で
キャリアを絶たれた。
その後、
パート主婦でした。ずっと。
でも、
私は、本当に
仕事辞めてくれて
嬉しかったし、
そんなに小さいときなのに
これ以上の喜びは
ないほど
覚えています。
そういう
ヒストリーを
持つ私なので、
もし、
子供がいたら、
絶対フルで働いたりしないと
思います。
なぜなら、
仕事の代わりは
誰でもいるけど
お母さんの代わりは
誰もいないから。
しかし、
だからと言って、
この価値観を
他人に押し付けるのは
ありえない!
☆☆
違うヒストリーを
持つ、
私の友人は、
「お母さんが、
自立していなかったので、
お父さんに経済的に
媚びる姿が
本当に嫌だった、
さらに
「あんたのせいで
●●をあきらめた」
とか言われたから、
私は絶対
キャリアを積んで
自立する」
とずっと
思っていて、
子供が3人できても
バリバリ
フルで働いている、
人もいます。
そして、
その3人の子供も
それぞれで、
『(私みたいに)
お母さんがいなくて
寂しかったから、
私は絶対専業主婦になる』
と言っている子と
『お母さんが
とてもかっこいいので
私はお母さんみたいになる』
と
言っている子がいます。
だから、
どう育てても、
子供側は
いろんなことに
不満を持つかもしれないけど
持たないかもしれない。
☆☆
ただ、
大切なことは、
CA採用面接と同様に、
「相手を見る」
ことと、
「自分を見る」
ことだと
思うんですね。
家庭によって違うし、
個々によって違うから、
よく
十分に
「見る→考える」
ことが重要です。
卑近な例で言うと、
私は子供はいないけど、
夫はいます。
そして、
その夫は
基本的に
以前ブログで書いた
↓
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こういう夫です。
もう今では
率先して
私の仕事を応援してくれてるけど、
基本は
↑なわけです。
だから、
応援してくれてるのを
いいことに、
それに
甘んじていたら、
絶対ダメです。
昨年は、
ブログにも書いたとおり、
1週間に1回は
出張して、
3日~4日
家を空ける生活が
続いていました。
夫は
「いいよ、いいよ」
と言っていましたが、
「意識」と
「潜在意識」は
絶対違うのです。
「いいよ、いいよ」
と見えるところばかり
見て、
それに甘んじていると、
あとで
大変なことになりかねない。
これは、
CA受験を20代で
無理矢理がまんしても
それが、あとで
浮き上がってくるのと
同様に、
人が
相手のことを思って
(この場合、夫が
私のことを思って)
無理矢理がまんした
気持ちは
どこかで解消してあげないと、
あとで、
もっと大きくなって
浮かび上がってくるはずです。
だからといって、
私の場合、
昨年の仕事は
絶対「断りたくなかった」。
無理を通したわけです。
そういう場合は、
そのままに
しておいて
いいわけありません。
というわけで、
現在は
昨年、あまりに
無理を強いてしまったので、
仕事の量は
半分に減らして、
(物理的には一緒の仕事量でも
行けそうですが、仕事は
遊びじゃないんだから、
仕事も完璧な結果を
出したいので)
(昨年は
惣菜とか外食ばかりを
お願いしたものを)
早朝に起きて
朝ごはん~お弁当~
晩御飯
まで、
(決して好きではないけど)
必死でつくっている、
昨年バランスが
とれなかった分、
4~5年でみて、
バランスがとれるように
やっている、
相手の
潜在意識が
耐えられなくならないうちに、
間に合わなくならないうちに、
手を打っている、
ということでしょうか。
そして、
そういう中でも
相手が
家事を少しでも
手伝ってくれたら
「この世の終わり」くらい
べた褒めすることに
しているし、
「やりすぎ?」
と思いつつも頑張っています。
だって、
「家族」が消滅する、
崩壊する、なんて、
やはり、つらいことです。
私は
家族も仕事も大事だから、
死守するために
やはり、必死でやらねばならない。
でも、こういうことも
恩師に会うまでは
全くわからなかったので、
ひどい状態だったんですけど。
やはり、
1つ(家庭)だけ、をとるより
2つ(仕事)もとると決めたなら、
2つ分エネルギーが
必要なんだと
思います。
☆☆
国際弁務官の
緒方貞子さんが
あるインタビューで
「国際弁務官で
母親で、
子育てと両立する
方法を教えてください」
という問いに対して、
「両立なんて
できるわけないじゃない!
私は子供に非常に苦労や
負担をかけてきたんです。」
と言う趣旨のことをおっしゃった、という
趣旨の記事を読んで、
そうやって
「両立なんて
できてるわけない」
という
意識があるから、
きっと
お子さんとの関係が
いいんだろうな、
と思いました。
私も
「きちんと両立している」
状態なんて
大体無理で、
自分のわがままを
通して
「仕事」に比重をかける時期と、
それを
償う時期が
あるだけなのかな、
と思ったりします。
☆☆
人間だから
完璧ではないけど、
でも、
相手を
心の眼で見て
(心眼力というそうです)
「相手(家族)を
大切にしている」
という気持ち、
そして、
それは
たとえ家族でも
言わないと
行動しないと
わからないから、
言葉や行動で
なんとか
示すことが、
大切なのだと
思います。
自分が相手の
潜在意識に
負担をかけたなら、
次は
自分が
負担を負わねば
ならないのでは
ないでしょうか。
相手の
潜在意識に
不満を与えてしまったなら、
それを
何とかして
取り戻そうと
する気持ちや
行動や言葉は
きっと通じます。
これは絶対。
☆☆
というわけで、
冒頭のご質問への回答は
「考えるより
行動してみよ」
それで、
「やめたくなったら、
いつでも、
やめればいい。」
突き進むなら
「何が自分にとって
家族にとって
大切なのかを
常に心眼せよ」
でした。(笑)。
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