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新卒でシンガポール航空に合格したHさんの「まずは1点突破」で合格する、という成功のルールの話

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★石井裕之先生プロデュース長倉顕太さんセミナーで「まず1点突破!」と。★
「まず1点突破!」がシンガポール航空合格の理由★


石井裕之先生プロデュース長倉顕太さんセミナーで、
参加者の方が
「・・・「まず1点突破、が大切」と仰っておられましたが、
女性だから(家庭との?)バランスをとる、ことも大切だと思います。
それについて
ご意見をぜひ・・」という趣旨の質問に、

長倉顕太さんが、
「とにかく「一点突破」・・・」という答えをされていた。
(一点突破のあとバランスなのか、いや、長倉さんはバランスなんか最後まで考えずに、という感じで答えていらしたかもしれない。)

まず一点突破、というと、シンガポール航空に合格したHさんのことに
思いをはせてしまう。

Hさんは4ケ月で約20キロ痩せた人だ。

痩せた直後にあったのがシンガポール航空の試験で
Hさんは、合格すると思っていなかったので
とても驚いて、なぜ合格したのか?と思ったらしい。
が、
CA合格のために
「ダイエット」という1点に集中して、
4ケ月に約20キロと「1点突破」しているわけだから、
その他のことはうまくいって合格するのが当たり前、だ。

「ダイエットくらいで?」「TOEICじゃなく?」
と元々細い方や関心の薄い方は、そう感じるかも
知れないが、果たしてそうだろうか?

CA合格塾で一番難しいことの一つが「ダイエットしてもらうこと」。

食欲は人間の本能的な欲に関係するからか
痩せてもらうのは本当に難しい。

2週間くらい食事制限がうまく行っていても
ちょっとした何かがきっかけで
すぐにバクバク食べる状態に戻ったり

私にむしゃくしゃした感情をガンガンぶつけてくる生徒さんもいる。

感情をぶつけられない人は、私のことが大嫌いになる。
(合格した後で聞くと、そうみたいです)。

本能的なことに関わるのだから

「ダイエットしろ」「デブに着せる制服はない!」
と言う相手(=私のこと)は大嫌いになるだろう。

そういえば、飛行機内でも食べ物の恨みは
他のクレームよりも本当に怖かった。
ロンドンから成田へフライトするとき、日本食がなくなったら
延々と大声で文句を言ってとまらない方や、
飛行機を降りたあとでびっくりするようなクレームの
手紙を書いてくる方もいらした。
もちろん、人数分搭載していない私共が悪いので
謝るしかないのだが、
個人的には「9時間後には日本に着いて日本食が
食べられるのにな~、そんなに激怒しても
ないものはないんです。」と思っていた。
もちろん、ロンドンで日本食が恋しくなったのは
わかるけど。
機内食が足りなくなったときに、血相を変えて
怒り出す人が出るたびに、
「食べ物の恨みは、根が深い」と感じていた。

痩せなければならない生徒さんは、食べ物が好きで、
好きだから太っている人は太っている。それゆえに
ダイエットは太い人にとって、標準の体重の人よりさらに難しいのだ。

Hさんがダイエットを決意できたのは
お父様の言葉だった。

Hさんのお母様はJ社のCAさんだった。Hさんのお母様の時代にJ社の
CAになれる、というのは、まさに容姿端麗で才色兼備であろう。
現在のCA職では考えられないことだが、お母様の時代は
コペンハーゲンに滞在1ヶ月、というバラ色のステイも
あったらしい。そういう夢のような話を子供時代から
聞いていたので、HさんもCAになりたい、と思っていて、
かつ「CAになりたい」と言っていたそうだ。

しかし、
見るからに太っているので
到底自分でもCAになるのを諦めていたところ、
Hさんが大学2年次のある日、すごく真剣に(!)お父様がこう言った。

「お前は一人っ子だから、お父さんとお母さんが死んだら
一人になる。
これから、就職して結婚していく年齢だけど、そんなに太っていたら
就職できないし、結婚もできない。
人は見かけでない、というけど、本当のところは見かけで
女の子がそんなに太っていたら絶対就職で採用されない。
結婚するとしても、そんな体型なら絶対誰にも愛されない」

と真剣に(!)言うので、Hさんは「誰にも愛されない」という
言葉に非常にショックで
お父さんの言葉を真剣に受け止めてやせる決断をした、という。

Hさんのお父さんは
本当に「人は見かけだけが大切」「太っていたら絶対に愛されない」
と心から思っていたのではないだろう。

しかも、親御さんの口から自分の子供に
上記のようなことを言うのは、親御さん自身がとても辛いだろう。

しかし、「CAになりたい」と小さい頃から言っていたHさんが、
それを諦めようとするのがわかって、行動を起こさせるために
Hさんにとって衝撃的な発言をされたのか、と思う。

Hさんは「言われた言葉の内容」というよりも、お父さんのHさんへの
熱い思いに動かされたのでしょう。長倉さんのセミナー以降、受講した人に
熱いエネルギーが伝染しているように、熱い思いが人を動かすのだから。

Hさんは、その後、大学の必修授業以外はほぼ受けず、
4ケ月の間、野菜だけを食べて生活した。
お菓子がどうしてもほしくなったときは、自分で
ダイエット砂糖を入れて作った。
4ケ月後やせたときに、学校に行って友人に声をかけると
全く友人は気づかず、「Hだよ」と言っても「誰?」と気づかれなかったという。
痩せて本人と気づかれない、という痩せ方は相当なものだ。

私が大学受験の英語を教えていたときも、「1点突破」できると、その他も
突破して行けることに気づいていた。
例えばセンター試験の点数を伸ばすとき、
「第六問」1点に集中して「第六問」が満点でかつ時間内にできるように
なると「第五問」「第四問」と、どんどんクリアーしていけることに
気がついた。

Hさん自身は
「(CA受験において)まだ、ダイエットだけしか十分にできていないのに」と
思って受験したシンガポール航空の合格という結果に「奇跡?」と思ったのであろうが、
非常に困難な「ダイエット1点突破」ができた時点で、
他のことも突破できるDNAが既に完成しているのだから
シンガポール航空合格は奇跡でも何でもない。

シンガポール航空は、
「乗ってみたい航空会社NO.1」
を色々な媒体で受賞している満足度の高い航空会社。
乗った男性は必ずCAの制服に釘付けになる。

CA受験で合格する生徒さんも、
例えば私が在籍したヴァージンアトランティック航空と違って、
「サロンケバヤが似合う抜群のスタイルを持つ」「英語もできる」
「声も肌も綺麗」「全体的なオーラが素敵」と、容姿端麗要素がないと絶対合格しない。
制服はシンガポールの民族衣装のサロンケバヤなので、その細身で
セクシーすぎる制服が似合わない人は到底合格しないのだ。

自分の容姿が一番の弱点だったHさんが、他のどの航空会社でもなく
シンガポール航空に合格した、というのは、
「あなたのスタイルは抜群に良い」と公に認められたようなものだ。
それは、とても嬉しい。
彼女のダイエットへの努力やダイエットするときの気持ちを思うと、たまらなく嬉しいことだ。
FACEBOOK投稿から引用


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